桑原聡建築研究所

Satoshi Kuwahara Architectural Studio

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2011年5月のアーカイブ

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2011年5月 [ 25 entry ]

東中野の住宅、撮影

昨日予定していた東中野の住宅の撮影。
雨天予報のため一日延期して今日朝から行った。
都合良く今日だけ晴れ、という最高の天気。
室内のどこにいても中庭を感じる仕掛けを施した住宅だから、よい天気でないと絵にならない。

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カメラを構えるのはいつもお世話になっているナカサアンドパートナーズの仲佐さん。
14年前の5月、この住宅のとなりに建つ母屋の撮影も一緒に行った。
そのときは4×5のフィルム撮影。
今回はデジタルカメラに替わった。

いつもの様にテンポ良く撮影は進む。
撮影は午前2時間と夕方2時間に分け、間にとった休みには事務所に帰り、しっかり食事もし、打合せもし、無事8時に撮影終了。
お疲れさま。

ミズバショウ(水芭蕉)

せっかく奥志賀高原に宿泊したのに今日は大雨。
散策する気分にもならずに室内から見える範囲の高原の新緑を楽しんだ。
ホテルの周辺や、車道脇の湿原ではミズバショウ(水芭蕉)があちらこちらで美しく咲いていた。
秋の紅葉と並んで、この新緑の季節、一年中で最も美しい季節なのだ。
近々また来よう、と、誓って再び草津〜軽井沢、と、来た道を戻った。

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奥志賀高原「森の音楽堂」

午後からの挙式に合わせて10時に草津温泉を出発。
雨が上がったので娘のリクエストで屋根を開けて走った。
草津〜志賀高原の峠越えのルートは積雪期以外いつも利用する道。
所々両側に残る雪の壁を見ながら峠を越えるとまだスキーのリフトも営業中。

奥志賀高原「森の音楽堂」は小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラの練習用のホールとして知られる。
夏にはよくここで合宿している姿が見られるのだ。

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木造大断面構造のホールだけに響きが優しい。
音響的にも和やかなこの雰囲気は結婚式にも良い。

今日のゲストは皆、宿泊なので、宴会は夜が更けるまで行われたそうだ。
二人旅では母親役もこなさなければならない僕は一足先にホテルに戻って娘を寝かせた。

小さな娘と二人旅

週末に志賀高原での友人の結婚式に出席するので軽井沢の定例に絡めて2泊3日の小さな旅行をすることにした。
助手席には2歳の娘。

軽井沢のT別荘は上棟して最初の定例なので現場で軸組を確認。
難しい軸組だが美しく出来上がっている。
軸組の状態は人間で例えれば15、16歳くらい。
木造はこの軸組の状態が一番美しいのだ。
人間と同じく、建築としてこの後一気に熟成させてゆくことになる。

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娘にiPadを持たせて車の中で待たせること約45分。
車に戻ると彼女はフリーズしたiPadを持ってぼーっとしていた。
彼女の話によると一回泣いてしまったのだとか。

今日の宿は草津温泉。
ph2.1という強酸性で熱々のとろりとした湯に浸る。
普段あまり長湯をしない娘だが、食事前、食後、そして朝、3回も楽しく入った。

朝の一杯

朝はいつも事務所で一杯のエスプレッソを飲んでから仕事を始める。
16年間愛用しているネスプレッソカプセルは2種類。
アルペジオとリストレットで、濃厚な味を楽しむ。
当初はローマというカプセルを使っていた。
それでも僕の本当の好みの味には遠く及ばない。
イタリアでごくごく普通に出会う、濃厚でコクがあって酸味のないエスプレッソ。
あの味が毎日事務所で味わえたらいいのになあ、、、と思いつつ、レストランで出されるエスプレッソの採点をする。

さて、今日は大学に行く日。
ジムでしっかり汗を流してから学校へ向かうとしよう。

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マナトレーディング

カーテンやベッド周りのテキスタイルでお世話になっているマナトレーディングからのお誘いを受けて「2011 INTERIOR TREND REVIEW」というセミナーを受けた。
会場には女性のコーディネーターがわんさと詰めかけている。
おそらく建築家は僕一人じゃないかな。
人が大勢集まるセミナーだと、会場の熱気にやられて約5分で眠くなる。
だから、窮屈な席を離れて立ち見した。

いつも感心するのが、前にいるアシスタントがファブリックをバサッとハンガーに架け替えて見せる度にファブリックの色が天井や壁に拡散して色によってその場の雰囲気が見事に変化すること。
手の込んだ高級な生地ほど拡散する色が美しいのがよくわかる。

このように空間の色を瞬時に変えてしまうファブリックを毛嫌いする建築家は多いのではないかと思う。
僕も以前はお客さんからいわれない限り、白色一辺倒だったことがある。
しかし、最近になって徐々にそうした遊び心がわかるようになってきた。

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箱根で森林浴

一晩寝れば元気回復。
また今日も朝のジムで始まった。
その後、施主を車に乗せて箱根の現地までドライブ。
敷地徒歩圏にある某有名フレンチで優雅なランチを頂いた後、敷地へ。

この敷地には高木と定義される見事な樹木が200本近くもある。
10メートル以上のみごとな大木も50本近くある。
だから、既存の樹木を出来るだけ残すことを前提に建物の計画は行なってはいるが、全て残すことはできない。

そこで、今日は以前からここ一番という場面でおつきあいいただいている造園会社、株式会社 岩城さん立会いのもと、保存すべき樹木、移植すべき樹木、移植したいけれどもやめておいた方が良い樹木、伐採する樹木、残すけれども手を入れる樹木、の5通りに分類した。

大きなテラスの先端にかかっていてもともと伐採とあきらめていた12メートルの大木。
あらかじめ敷地図に添付されていた調査資料によると「ケヤキ」とあった。
僕は街路樹で見慣れたケヤキに新鮮味は感じなかったので、伐採でかまわないと考えていた。
しかし、今日見てもらったら、これが見事な「ヤマモミジ」とわかった。
そこで設計的には大変痛手なのだが、急遽、建物を影響範囲から逃れて約1.8メートル、南東方向へ図面上で「曳家(ひきや)」することにした。

どれも見事で貴重な山の資産に囲われた土地である。
なかなか新たに計画してもこうなるものではない。
こうした資産を使って建築という料理をさせていただくのだ。
食材が良ければそれだけで確かな味。
だから、建築も環境が良ければそれだけで良い、、、はずなのだ。

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ショールームを巡る

箱根の別荘の打合せはお母様の介護をされている施主の都合にあわせて、月に一度。
ただし、ものすごく内容の濃い打合せをする。
1泊2日で東京に滞在する施主とともにまるまる二日間、ありとあらゆるコミュニケーションをする。

今日は雨降る中、3カ所のショールームを巡り、キッチン、水回り、窓周りのカーテン、薪ストーブを決定して廻った。
まだ基本設計の段階が終わろうとするあたりなのだが、内容はほぼ実施設計の終盤くらいの感じ。
国立公園内に位置するこの案件は許認可が長いので、あとから変更しにくい案件だ。
だから、早い段階で内容の濃い打合せを行なっておくことは大変重要なのだ。

打合せを終え、家に帰り着いたのは12時。
施主は僕よりも年上なのだから僕が先にギブアップできない、と、打合せの途中で栄養ドリンクを補給した。
実は今朝、ジムへ行ったのが応えていたのだがそれは言えない。。。

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