桑原聡建築研究所

Satoshi Kuwahara Architectural Studio

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2011年7月のアーカイブ

Column

2011年7月 [ 15 entry ]

我が家の夏の始まり

例年の夏だと妻の誕生日である昨日から夏の休暇に入り、約10日間、山に籠る。
しかし、今年はこの時期に竣工が重なったこともあり、家族のスケジュールが調整つかない。
だから久しぶりの休日となった今日、1日遅れの妻のお誕生日お祝い会を東京で行った。

夏らしい天気の少ない今年、夏本番が大分遅れているような気がする。
しかし、我が家では何となく、7月末から山に籠るこのタイミングから本格的な夏が始まるような実感があるのだ。

会場として選んだのは日仏のラ・ブラスリー。
この辺りはいまでもお屋敷が多い街だから、食後に庭で遊んだ子供達のほっぺたやおでこは蚊に食われて大きく腫れている。
そんな光景も一つの日本の夏らしさと感じられた。

夕方、六本木ヒルズへ仮設住宅の展示を見に行った。
これは岩手県陸前高田市の隣町である住田町で建設が進む木造の仮設住宅の実物展示だ。
この木造仮設住宅はすべて間伐材を活用して建設したもの。
9坪と小さいながらも木の香りが心地よく癒される空間にしあがっていた。

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軽井沢T邸内覧会二日目

朝一番で別荘地のクラブハウスの温泉に浸かり、小鳥のさえずりを聞きながら食事をとる。
泊まりはクラブハウスのコテージ。
今日も内覧会だ。
とはいえ、天気いがあまり良くないのと、遠隔地だからか、訪問客は少ない。
だから時々、ひとりまどろむ時間もあってなかなか贅沢な時間を過ごさせていただいた。

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6時で内覧会は終了。
そこから手直し事項のチェックを行い、8時に軽井沢を出発。
集中豪雨のなか、なんとか日付けを跨ぐ事なく東京に帰って来た。

軽井沢T邸内覧会初日&照明調整

翌週に引渡を控えた軽井沢T邸。
昨日今日の二日間で家具、小物、備品の納品、そしてカーテンの取り付けを行った。
今回、スタッフも総出で1泊2日(担当者は2泊3日)この別荘で過ごす。
この間に内覧会と照明の調整もあわせて行うのだ。

長い時間その場で過ごす事で見えてくるものも多い。

さて夕暮れ時、照明のプランナー、調光器具のルートロン、全員揃ったところで照明のシーン設定を開始。
夜暗くなる時間まで現場にいたことはないため、暗闇を経験するのは今回初めて。
照明のプランニングは敷地周辺の「闇」とも連動する。
外部への影響も充分考慮しなければならない。
室内で一旦設定を行い、外部から再びチェックを行い再び調整する。
闇が深まるにつれて目が慣れだすと、最初に設定した明るさが眩しく感じられるものだ。
だからシーンの設定はあくまでも闇をベースに調整することになる。
はやく飲みに行きたい人たちを引き留めながら、調整が全て終了したのは9時を回る頃。
おつき合いいただいた皆さん、お疲れさまでした。

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デイベッド

僕はリビングルームに置かれるソファーというのは「座るもの」じゃなくて「寝転がるもの」、と考えている。
江東区のウォーターフロントに建設中のマンション。
この建物の共用部分のデザインワークをかれこれ3年がかりで行っている。
この共用部のウリが、総延長数十メートルに渡る、奥行きの深いデイベッド。
子育てファミリーが多く住まうことが予想される集合住宅だから、子供と大人が寝転がって一緒に過ごせる場所をたくさん作りたいと考えた。
それでも子供に媚びることなくあくまでも本物志向で行こう、と、張り地は自動車のシートでも使われている耐久性の高い本革、しかも黒、を使用した。

今日はこの秋の完成を目指して急ピッチで工事が進められている現場で原寸モックアップによる検証を行ってきた。
寝転がるのにちょうど良い寸法、硬さ、革の張り感、ステッチの位置・太さ・カラー、固定方法、メンテナンス時の取り外し方法など、チェックの項目は多岐に渡る。
実際に座り、寝そべり、本を読み、寝返りを打ってみて検証した。

現在現場に設置されているベースとなる下地。
これが職人さんたちの昼食後の休憩におおいに役立っているのをみるのも嬉しい限りなのだ。

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軽井沢T邸・A邸 オープンハウスのお知らせ

軽井沢T邸・A邸 オープンハウスのお知らせ

日時 2011年7月29日 (金)13:00~18:00
        30日 (土)10:00~18:00

既にお知らせしております、軽井沢での内覧会は今週末の開催となります。
今回は遠方でのオープンハウスとなりますが、是非この機会にご高覧ください。
なお、案内図(地図)は、下記のContactフォームよりお問い合わせください。
直ちに返信させていただきます。

            Contact

軽井沢T邸現場施主検査?

一応昨日で工事ができないはずの現場。
今日は施主検査、のはずだったが、とても工事が終わる状況ではない。
しかしスケジュールの関係上施主確認を行ってもらうことにした。

昨日も軽井沢にいたので一泊すれば良いものをわざわざ東京へ帰り、また夏休みの子供達で混み合う新幹線で軽井沢へ戻って来た。
現場は軽井沢駅から在来線で2駅目、信濃追分駅から車で約10分で到着する。
しかし、今日は初めて駅から約4キロの道のりを歩いてみることにした。
途中、森の中のピッツェリアに立ち寄り腹ごしらえもした。

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早足で歩いて少しだけ汗ばむくらいの気持ちよい高原歩きだ。
歩いてみて初めてこのあたりの特異な地形が理解出来た。
逆に歩いてみないと何にもわからない、というのが正しいところだろう。

さて肝心の現場、最初はまだまだだった現場が、夕方までいるうちに徐々に完成に向かっているのがわかる。
そんな感じではあるが、全体感は掴んで頂いたようだ。
誰よりも高低差のある敷地の中で宝物を探して歩き回る子供達の姿が一番たのしそう。

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軽井沢T邸 竣工検査

この週末から工事自粛期間が始まる軽井沢では今日で工事を終えないとならない。
だからどこの現場もこの日の完成に向けて工事が急ピッチで進む。
僕の現場も同様。
特に今年は震災の影響があったこともあり、工事の追い込みは半端でない。
ともかく今日の午後、役所の検査官がやってくる。
しかし、現場は壁・床の仕上げのまっただ中。
職人が石を貼り、家具屋さんはせっせと組立だ。
照明器具に及んではまだまだだ。
役所の検査官もそこの事情はよくわかっていると見え、特に現場の状況に驚くこともなく、淡々とチェックしていた。
聞くと今日だけで11現場!も回るという。
お疲れさまです。

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軽井沢T邸 家具検品

いつも家具のアイディアは土壇場まで温め続ける。
器となる建築のイメージがあるから家具のアイディアはどうしても地味になる。
家具だけをやるときは大胆になれるが、建築からデザインするときは押え気味なのだ。
建築工事の時間がかかることもあって、建物の完成直前まで迷走することもよくあることなのだ。

今日は納品を来週に控えた軽井沢T邸に納品する家具の検品を予定に入れた。
検品と言いつつ次の現場へ向けた打ち合せを行うつもりで自分を追い込むのだ。
朝から猛ダッシュで図面を描き続け、自分が考えるアイディアをまとめて、帰宅ラッシュで混み合う電車でさいたまの工場へ向かう。
工場はいつものヒノキ工芸だ。

工場で迫力のテーブルに対面。
来週の納品はこれで一安心だ。

次の現場は9月、10月、11月にそれぞれ分散している。
9月、とはいえお盆の時期を挟んであっという間だ。
僕がこうして自分を追い込んでいくということは、実は工場に対しても「僕の分をあけておいてね」というメッセージを送るという意味で重要なことなのだ。

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