桑原聡建築研究所

Satoshi Kuwahara Architectural Studio

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

home

Column

南イタリア11

Column

南イタリア11

ターラント
Taranto

20141015-1.jpegここは港湾都市として栄えた街です。
しかし、現在の旧市街は、半ば廃墟のまま放置されていました。
荒廃した旧市街の空き家をキャンバスに、ウォールペインティングが多数見受けられます。
ここでも、アートは都市再生の原動力となりそうです。
また、ここに残された者同士で助け合う姿も見受けました。
路地を隔てたお隣さん同士で籠をロープで吊って、ものの受け渡しをしています。
この方法は地上からの荷物の搬入にも一役買っています。
ナポリの旧市街でもよく見かけました。
バリアフリーの一つの方法と考えられます。

20141015-4.jpeg20141015-6.jpeg20141015-7.jpg20141015-8.jpg20141015-9.jpeg20141015-10.jpeg

ここには漁港があってその周りにはおいしいシーフードレストランが何軒かあります。
漁船の周りでは子供たちが、ぽちゃん、ぽちゃん、と次々に海へと飛び込んで遊んでいます。
そういう街ですから街歩きの前に先ずは腹ごしらえです。
アンティパストミストだけで食べきれないくらいのお皿が並びます。

20141015-5.jpeg20141015-11.jpeg

それから、この街の新市街にはジオ・ポンティの設計したカテドラルがあります。
ジオ・ポンティはミラノのピレリビルで有名ですし、スーパーレッジェーラという椅子のデザインでも有名です。
ともに、ビルは風圧に対抗するため、椅子は軽くて丈夫にするために扁平な六角形の断面を採用しました。
以後、この形はジオ・ポンティ作品のアイコンとして、どこにも登場し続けています。
ターラントのカテドラルでは、巨大なコンクリート製の鐘楼に扁平な六角形で多数の格子状の穴を開けることで、空を透かして見せていました。

20141015-2.jpeg20141015-3.jpeg

各種ランキングに参加しております

にほんブログ村 住まいブログ 人気ブログランキング マイホーム 住まいる Blogランキング 住まい

Comments

この記事に対してコメントする *は必須項目です。

 

Trackback

Trackback URL : http://www.s-kuwahara.com/cms/trackback/683

Page Top