新年あけましておめでとうございます。
昨年に増して深刻化したコロナ渦とどう向き合っていくのか試練はまだ当分続くようです。油断せずこまめな心掛けでかわしていくしかないのでしょうか。
反面、コロナ渦で外出自粛が叫ばれるなか、家でどのように過ごすのか、その過ごし方を見直すご相談が増えました。
例えば、大画面で映像コンテンツを楽しめるシアタールームに改装した例。また、空き部屋を在宅でトレーニング出来るジムに改装した例などポジティブな例です。これらは比較的短時間のうちにプランニングしてコロナ渦中に工事を行いました。
一方、夫婦どちらも在宅でリモートワークをするようになり、ワークスペースを分けないと業務に支障がでるケースや、また在宅でリモート授業や試験を受けるために家族が譲り合って暮らさなければならないといったネガティブな事情も様々です。一つ一つその状況を見極め今できる提案をしています。
そのような中でコロナ以前から計画に取り掛かりコロナ渦中に工事を進めた目黒東が丘の住宅K邸が昨年末に完成しこの年初に引渡ししました。
ちょうど雑誌「アイムホーム誌」での連載の構想を練り始めた頃に設計がスタートし、最終回の校正が現在の竣工時期と重なったため、原稿の内容と完成形が相似形の関係に置かれています。そうした意味では独立以来27年目に入った自分のこれまでの設計をもう一度見直し考える良い機会となりました。(続く)
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