桑原聡建築研究所

Satoshi Kuwahara Architectural Studio

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

home

Column

プロジェクトのアーカイブ

Column

プロジェクト [ 129 entry ]

モデルルーム完成

2008年に関わり始めてから約4年、やっと完成したのが今日納品したモデルルーム。
大学時代の同期が建築設計を務める郊外型の大規模プロジェクトだ。
コラボレーションとしては非常にやりやすい環境の案件だ。
朝の10時から始めて夜11前までかかって約30坪の住宅のインテリアを仕上げた。
住まい手のイメージはいつものように自分と自分が思いを寄せる人物だ。
僕の場合、モデルルーム専門のデザイン事務所ではないので、同時並行して進むプロジェクト同士がかぶらないようにスタイルを模索したり、流行を競ったりする必要はない。
そのときの自分を投影したストーリーを勝手に作る。
僕と娘の今春のディスティネーションとして北アフリカを考えていたことから自然に世界を旅する父と息子の物語に行き着いた。
そんな父子に少し距離を置いて彼らを見守る妻のまなざしも加えた。
彼らは3.11をきっかけに都会から郊外へと、旅するように身軽に移り住んでくるのだ。

詳細は「サンクタスシティ長津田みなみ台レジデンス」まで。

20120222.jpg

モデルルーム検査

田園都市線の長津田駅から徒歩で20分程の場所で約200戸の大規模マンション計画があって、そのモデルルームのインテリアを依頼されている。
今月22日に完成するそのモデルルームの中間検査を今日、おこなった。
モデルルームとはそれぞれ形の違う200戸の姿やイメージを一つの「ルーム」のなかに一つの世界観として表現する訳だから、この日の検査は「200戸の検査をする」のと同じくらいの意味を持つ。
プラスターボードの下地が出来上がったばかりのプレファブ小屋の中に住戸2ユニット。
その小さな工事現場に総勢30名近くが集まって2時間半程。

現場はオオタカも生息する広大は森林公園に南面した、環境が「売り」の低層集合住宅だ。
駅からはやや遠いが、電線が完全地中埋設された、電柱のない一本道を散歩気分で歩く。
犬を連れた散歩中の老夫婦や、小さな子供を自転車のキャリアに乗せたママ達が道で出会う人たちと挨拶したり会話したりしているのを見ると、自分が今住んでいる都心の環境とは別の「ほっとする何か」を感じる。
そんな気持ちを僕はこのモデルルームで表現している。

20120203-1.JPG20120203-2.jpg

定期検診

今日は10数年のおつきあいになるクライアントご夫妻と打合せ。
ご自宅のマンションは2年に一度くらいのピッチで少しずつ手を入れているので今回の工事で恐らく6度目くらいの工事になるのかもしれない。
お子さんは3人いらっしゃるが、ご長男の身長はもうとっくにご主人を超えたという。
そんな風に家族の変化を感じながら今とこの先の最適解を探す。
何にしても嬉しいのが今の住まいに全く不満がないということ。
痛んだ部分の改修や、家族の変化に伴う更なる改良が毎回のテーマになる。
それでも自分なりに本当はこうした方がいいんじゃないかと思えることは大胆に提案する。
2年に一度の定期検診とも云うべきものなのだ。

心配された雪も僕の住むエリアでは夜半になって雨にかわったようだ。
子供達ははしゃいでいたので、明日の朝、雪景色になりそうもないのがちょっと残念。

20120123.jpg

観葉植物

現在進めている仕事でインテリアに配置する観葉植物の手配も依頼された。
何度か一緒に仕事をした花屋さんはあるものの、せっかくの良い機会なので、自分のイメージにあった樹種と鉢、として樹形を求めててネットで調べ尽くした。
そんな風にして絞り込んだショップが意外にもご近所だったので、今日、早速ショップを訪ねてみた。
どちらかというと南方系のアフリカをイメージさせる鉢を多く取り揃えたお店だ。
話は上手くまとまり、協力いただけることに。
帰りがけ、自分用にひと鉢、思わず買ってしまった。

20120118.jpeg

東中野の住宅(改修)撮影

昨年の10月に引き渡した東中野の住宅の改修現場。
撮影のタイミングが合わず年を越しての撮影となった。
雨(みぞれ)予報も出ていたが、撮影には問題なく日差しも充分。
すでに生活が始まっている住宅だけれどもきれいに使って頂いているのでそのまんま撮影した。
動き回る二匹の犬をおびき寄せるのは事務所のスタッフF君の仕事。
いつもの様に手際よく撮影を進める仲佐さん。
僕は打合せで出たり入ったりだったが、問題なく終了。
みなさんお疲れさまでした。

20120111-1.jpg20120111-2.jpg20120111-3.jpg

江東区のマンション完成

20111126-1.jpg20111126-2.jpg江東区の辰巳駅から歩いて10分少々、運河に面した敷地。
人が住む場所としては利便性が良いとは決して云えない立地でのマンション計画だ。
ただし、都心からの直線距離はきわめて近い。
さらに運河が担保となって眺望は保証されている。
価格も安め。
そう考えると条件はなかなか良い。

共用部計画のデザイン監修を依頼されたときには既に実施設計段階。
コストを抑えるために羊羹を切るように戸割りされた板状の高層マンションだ。
この建物のどこにいても水辺の街にいるような気分になれる共用部計画を目指してデザインはスタートした。
窓辺でゆるりと出来るスペースをいくつも作った。
そしてそれらのスペースは求心的にせずむしろ離散的にいくつにも分節して繋げていった。
水辺の街を楽しむためのスペースを今日の気分に合わせて選べる。
そんな計画だ。
このマンション、12月から入居が始まる。

20111126-3.jpg

イノシシくんがくれた「運」

20111109-1.JPG車の運転が出来ない担当のS君のために僕が運転手となって箱根の住宅の申請に付き添って来た。
環境省の事務所が山奥にあるため、電車とバスを乗りついで公共交通機関で行ったとすると、それだけで一日仕事になってしまう。
他に箱根町役場と神奈川県の土木事務所をハシゴするとなると車を利用しないことには気が遠くなる。

敷地の中を歩き回り、知らずにイノシシの○○○を踏んでしまった僕。
その後ランチで入った近所のお蕎麦屋さん。
暇そうにしていたのに、僕らが入ってしばらくするとお客さんがどんどん入り、あっという間に満席。
よほど忙しいのが嫌いなのか、今日は何だか忙しいわと小言を言いながら12時半には暖簾を下げていました。

20111109-2.JPG

国立公園内故に住宅といえどももの凄く厳しい手続きがある今回の案件。
今日はこれまで4度も通っていながら初めてそれぞれの役場の担当者から本音の会話とアドバイスをもらった。
急に申請が軽くなった。

全てはイノシシくんがくれた「運」のおかげ。

マンションプロジェクト

リーマンショックで一旦塩漬けとなったあるプロジェクト。
モデルルームのインテリア設計をすべて終えて中断。
それから3年が経過した。
ところがこの夏、急に動き始め、今年の終わりには着工、年明け2月にはオープンを目指すことになった。

「個人と家族」の関係や「家族とコミュニティー」の関係をデザインがどのようにサポートし、組み上げてゆけるか。
ファッション化して沸騰した感のあるマンションの販売手法も転換し始めている。
311を経て伝わりやすくなった今だからこそ、脱nLDKのためのキーワードが生かされるはずだ。

20111108.jpeg

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 Next

Page Top