桑原聡建築研究所

Satoshi Kuwahara Architectural Studio

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ひとりごと [ 121 entry ]

永いことブログをお休みしました。

永いことブログをお休みしました。
いろいろあって変化のスピードについて行けないうちにあっという間の一月半が過ぎてしまいました。
2月末の自宅のお引っ越し。
3月末の上の娘の卒業式。
それから3月から4月の竣工ラッシュ、4月の着工準備などなど。

もともと3月末の過密スケジュールを縫って準備していたイタリア行き。
家族の体調不良と仕事の立て込み具合を勘案して急なキャンセル。
そこにぽっかり空いた二週間。

16年間住んだ港区の高層マンションから世田谷区内の一戸建てへのお引っ越しの重たさは推して知るべし。
荷物の多さ、あまりの環境の違いに相当に疲労した。
イタリアに行っていたら到底出来なかったであろう環境順応がこの二週間でゆっくりとだが確実に出来たように思う。
連日娘達を連れて近所を散策した。
かつて晴耕雨読の暮らしを求めて文人が移り住んだ土地だ。
周辺にはまだまだ農地や小さな森が残っている。

今朝は広大な庭に鶏を放し飼いしている近所の農家の無人スタンドで卵と赤根のほうれん草を仕入れた。
毎日の食卓のメインディッシュを仕入れるための地元の水産業者が経営する魚屋も見つけた。
おいしい豆腐屋さんも。

そして昨日は満開の桜で迎えた上の娘の入学式。
明後日は下の娘の入園式。
今年の春は大いなる変化の春なのだ。

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Found MUJI

20120124.jpeg今日は上原の現場から南青山のe'interiorsで商品チェック、そして、AVEDAでルームフレグランスを物色したのち、いつもそうするように渋谷までお店を見ながら歩いて帰った。
その途中、青山無印良品が「Found MUJI 青山」としてリニュアルされていたので吸込まれた。
ブランドとしての無印良品ではなく、世界中に既に定着しているシンプルで安価な定番商品を見つけ出し、選び出し、買い付けて店頭に並べる、という面白い企画だ。
それらの商品は展示と販売の中間といった感じでディスプレーされている。
田中一光さんの言葉で最初の言葉が語られていた。

色々聴きたいことがあったので、売り場にいた店員に、「もとは田中一光さんのディレクションで始まったプロジェクトなんですか?」と、僕。
「田中一光さんはもうなくなってますから関係ありません」、、、とプイッと無愛想に向こうへ行ってしまう店員。
何のこっちゃ。。。別にそんなこと聴きたいんじゃないんだけどなあ。
うちのスタッフがこんな対応しているのを見たらボコボコにするところだ。

あとで、このプロジェクトについて調べてみたところ、深澤直人さんが「 新しくものを作るのではなく、世界中で使い続けられているいいものをMUJIというフィルターを通して「探し出す」というプロジェクトです。」と語り、実際に良品計画デザイン室とともに市場を回り収集したものなのだ、ということを知った。

コミュニケーション

クライアントと打合せしていると時々「えっ!」とか「う〜ん」とか何とも答えに窮する場面に出くわすことがある。
僕は昔から嘘のつけない質で、そうしたときの表情はすぐに見破られているらしい。
しかし、コミュニケーションの基本はまず全て聴くこと、と考えているので、クライアントさんからは全てさらけ出してもらうまで辛抱強く話を引き出さすことに専念する。
その際、自分の意見は一旦「無」にしないといけない。
ペラペラと先に意見を云ってしまっては駄目なのだ。
重要なのはクライアントさんの言葉を僕が建築的に翻訳することなのだ。
気をつけなければいけないことがもう一つある。
スタッフも少し私の癖が分かってくると私のいないところで「きっと桑原はこうです」なんて言ってしまっていることもあるようだ。
その場の会話としては何だか上手くフォローしているように聞こえるかもしれないが、これもおおいにマイナスなのだ。
大先生ならまだしも、僕はまだまだ柔軟でなくてはならない。
そんな普通のコミュニケーションの中から建築は出来上がる。
一瞬発しただけのほんの小さな一言であってもその一言がキーワードとして大きな建築が出来上がることもあるのだ。

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初詣

20120109.jpg混み合う日中を避けて朝一番の明治神宮に初詣に行ってきました。
かなり冷え込んだ早朝の参道は久しぶりにピリっとした気持ちになれます。
森林浴気分も味わえるので普段よくお散歩に出かける場所ではありますが、今日はいつもと違った非日常感が味わえました。
今年、私にとっても、家族にとっても、そして皆様にとっても良い一年でありますように。

再会

高校一年生の時の友人5人組で久しぶりの再会を果たした。
僕らの高校は二年生でクラス替えがあったから通常のクラス会ではなかなか会うことのできない友人たちなのだ。
なにしろ僕の高校生時代はひとクラス45人で9クラスもあったころだ。
普通は、クラスが変わって卒業するとそれきりというのが相場だろう。
そこはバンド仲間でもある五人だから、結束がかたい。
休みには決まってキャンプに行ったので思い出はたくさんある。
15、16の頃なので無茶もたくさんした。
卒業から三十年以上経っているけれどもやはりその当時のキャラは健在でお互い全く変わっていないのを確認し合う。
トレンドに敏感なO、秀才系のA、学究肌のI、盛り上げ役のJ、そして我が道を行く僕。
次はタイとマレーシア、二つの国を股にかけてビジネスを展開しているJのところで集まろうという約束を交わして解散した。

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徹夜

20111116.JPG長い一日が終わろうとしている。
結局、昨晩徹夜しても作業が追いつかず、今日の図渡しは延期。
工期が押している現場に対して大変申し訳ない結果となってしまった。
けれども、明日は授業の日。
加えて週末は研究室のゼミ旅行に同行することになっている。
だから、今夜のうちにも引き続き作業を続けておかないと。

今回、スタッフが担当している案件の「大詰め」の時期がタイミング悪くひとりにふたつ重なってしまった。
自分も新人時代に良く経験したが、まだ経験の浅いスタッフだとこういうときにパニックに陥り一気に効率が落ちてしまう。
けれども他のスタッフもまた、締め切りを抱えている。
だから当然、両案件とも僕が実務を肩代わりするのがベストの選択となる。

さて、今夜も眠気覚ましの栄養補給ドリンクとエスプレッソに頼るとするか。
それにしてもこの歳で二徹は辛いぞ。。。
もうひとりの僕がささやく。
いやいや、意気込みだけで充分さ。
けれども、、、今日のところは「おやすみなさい」

建築は持久戦

今日は朝から3本打ち合せを行っただけでもう夜になってしまった。
特に夕方の打合せでは約2時間強喋り続け、血糖値が大きく下がったようだ。
昨日の今日ということもあって特に体力消耗が激しい。
しかし、来週の締め切りをたくさん抱えているので、へたっているわけにはいかない。
だから、今日のところは早く寝よう。
消耗したら無理したり居眠りしたりせずにちゃんとベッドで横になって寝る。
そのかわり1時間半熟睡してすぐに起きる。
日頃、締め切り前のスタッフや学生たちにそう言っている。
今の僕は1時間半では回復しないが、4時間半寝て倍のスピードで仕事を進めようと思えば良い筈なのだ。

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ひとりランチ

20111107.jpegCafe L'OCCITANEでひとり、遅めのランチ。
僕が食べ始めたところで、目の前のテーブルの女性が思いきり化粧を始めた。
すかさず、男子の店員さんが化粧は洗面室でするよう注意。
女性の支持率が高いお店だけども女性に媚びない、迎合しない。これは、正しい。
気持ちの良い対応に感心。

ランチのサラダプレートを食べて渋谷駅前の雑踏を見おろしながら図面チェック。
外にいることで緊張感がでるので、事務所でやるよりも断然効率が良い。
BGMは耳を傾けなくても聞こえて来てしまう恋ばな。
熱く盛り上がる女性たちの会話に思わずプッと吹出しそうになることも。
世の中、相当「駄目男(だめお)」が増殖中らしい。
駄目男話に盛り上がる女性たちは決まってこんな話になる。
いい加減うんざりした女性は別れたいと願うのだが、泣きすがられ、追いすがられ、別れられなくなるのだという。

まあ、そんな具合に仕事しながら世を知り、また、気分転換にもなる。
そんなのが良い。

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