桑原聡建築研究所

Satoshi Kuwahara Architectural Studio

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ひとりごと [ 121 entry ]

iPad×エアロバイク

しばらくさぼっていたジム通い。
ゴールデンウィーク明けから週3~5日ペースでせっせと通っている。
その原動力になっているのがiPadである。
筋トレが終わったあとの有酸素運動をしながらiPadを使ってiTunes Uで大学の講義を聴いたり、Podcastの番組を観たりしている。
そうすると30分くらいの運動があっという間に終わる。
以前は雑誌を中心に本を読んでいた。
しかし、文字が細かくなると節電で照明を暗くしていることも手伝って目に辛かった。
もちろん老眼の影響でもある。
けれども、運動しながら頭も使うと、不思議と忘れない。

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教えに行っている理科大では今年の夏、節電のために試験期間を2週間繰り上げることになった。
講義と違って設計製図の場合、製作に時間をかけないといけないので、逆に試験後に期間が食い込み、どうしてもしわ寄せが出てしまう。

いっそのこと大学の講義室にマシンを置いて有酸素運動しながら発電したらどうだろう。
居眠りもなくなるし、頭に入るし、さらに建築家にとって一番必要?な体力、気力、持久力を養うことにもなる。
良いこと尽くめかも。

そんな今日も朝トレの後、一瞬事務所で打ち合わせをして、午後一杯は大学でエスキース。
そして夜は新宿リビングデザインセンターOZONEに新しくオープンした岩倉榮利さん率いるロックストーン新ショールームでのブランド創立30周年記念レセプションに顔を出した。

インテリア・ライフスタイル展

20110601.jpg東京ビッグサイトで今日から3日間開催されている「インテリア・ライフスタイル展」へ行って来た。
地方の伝統工芸を掘り起こし新たな価値を見いだそうとする試みや今までお目にかからなかった海外からの出展、そしてエコをテーマとした素材の掘り起こしを行っているもの、に注目して見て回った。

夜は社会人になりたての20代の頃、プロジェクトをともに分かち合った先輩と会食。
僕の自宅と彼の会社は目と鼻の先なのだが、会うのはなんと25年ぶり。
今や200名を超える設計部の長という大役をこなす方なのだが、会うと一瞬で昔に戻る。
実はお互い笑ってしまうくらい沢山の共通点があって、そんな話をするうちに四半世紀という時間の流れは一瞬の出来ごとのように感じられた。

さて明日は理科大二年生第一課題の提出日。
講評会を含めて終了時間未定との脅し?が来ている。
だから今日は早めに寝よう。

奥志賀高原「森の音楽堂」

午後からの挙式に合わせて10時に草津温泉を出発。
雨が上がったので娘のリクエストで屋根を開けて走った。
草津〜志賀高原の峠越えのルートは積雪期以外いつも利用する道。
所々両側に残る雪の壁を見ながら峠を越えるとまだスキーのリフトも営業中。

奥志賀高原「森の音楽堂」は小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラの練習用のホールとして知られる。
夏にはよくここで合宿している姿が見られるのだ。

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木造大断面構造のホールだけに響きが優しい。
音響的にも和やかなこの雰囲気は結婚式にも良い。

今日のゲストは皆、宿泊なので、宴会は夜が更けるまで行われたそうだ。
二人旅では母親役もこなさなければならない僕は一足先にホテルに戻って娘を寝かせた。

アイディアの横取り

先日、WBSという番組で「本格化するソーシャルメディア」というテーマを扱っていたのを見た。
個人の交流サイトとして使われてきたフェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアに企業が次々と参入して消費者を取り込む動きが活発化しているのだという。

そうした企業がいくつか紹介される中で大きな疑問が浮かび上がった。
紹介されていた企業のひとつに、フェースブックを活用して消費者の提案だけで商品を開発しているという企業があった。
採用されても売れてもデザイン料は一切支払われないという。
しかし、トモダチ感覚でグループ化された客は自分が欲しいものを提案して商品化されるのをただただ喜んでいるという。
こんな業態が公共の電波で紹介されていることに驚いたのだが、一方でこれが成り立ってしまう今の世の中を思うと複雑な気持ちになった。

建築の世界でもこうした動きがないわけではないようだ。
コンペと称して複数の提案を無料で受け取っておいて巧みにアレンジしてしまうというような、あってはならないことも中にはあるらしい。

ネットを武器に気軽に提案できる一方で製品化、商品化も気軽に出来てしまう。
こうした時代の著作権をどう主張するべきなのか?
建築デザインが今のようなニッチな世界でしか成り立たないという理由はこうしたところにある。

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虐待の連鎖

夜中、たまたまつけたテレビで「虐待カウンセリング~作家 柳美里・500日の記録~」という番組を見た。
虐待する親の3割が幼少期に虐待を受けていた、とする集計があるのだという。
虐待された子どもは親から嫌われていると思いたくないため「自分が悪い」と親への怒りの感情を幼いうちに封印してしまう。
だから、やがて親になった時に沸き起こる虐待感情から逃れるには、そうした過去の記憶を解き放ち、親に面と向かって感情を吐き出させる必要があるというのだ。

柳美里さんの場合は、カウンセリングの結果、自分、そして両親、そして更にその親、と遡って虐待の事実が浮かび上がったのだという。

「躾や教育」と「虐待」の境界はきわめて曖昧だ。
「やりすぎた躾や教育」もいつの間にか、それも当事者同士が気づかぬままに虐待に変化しているのだという。
だから少子化の現在、教育熱心で真面目な親にキリキリと躾られる子供たちが増えているのだから今後こうした連鎖は広がりを見せる一方のように思える。

僕も子供を二人そだてている親であり、また、事務所や、教育の現場で若者たちと向き合う指導的立場にある身なので、ずいぶんと考えさせられた。

今日は大学でエスキースを行なっていたのだが、中には、もっと「ボコボコにしてほしい、、、」といってきた女子もいた。
事務所のスタッフとは異なり学生だからと、自分なりに相当気を使っているのだが、時にはこんな意見もでる。
匙加減が難しいのだ。

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ジム通い 筋肉質よりも粘着質

しばらくサボっていたジム通いを再開した。
震災やいつも決まって慌ただしい期末、そしてメキシコ行きなどの影響があって約2ヶ月もの間サボっていた。

通い始めて最初の何日かはとてもしんどい。
体は痛くなるし、息は続かないし、途中で「やっぱり、やーめた!」と言いたくなる。
しかし、通い始めて2週間目に入る頃には自然になってくる。
何よりも気力が満ちてくるのがわかる。
体のリズムが狂っていたのだ。
建築設計は粘着さが重要。
筋力がついてくるとそんな粘着質に体と心が変化する。
もうこの歳で筋肉質になりたいとは思わないが粘着質だけは保ちたいと願うのだ。

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あなたはメール派?電話派?

毎週月曜日には進捗の確認会を行っている。
昨年末に竣工した現場の確認項目がこの3ヶ月くらい毎回同じことの繰り返しで全く変動しないことについにしびれを切らした。

基本的に会議で指示したことは担当がその週内どころかその日のうちに回答を得る、あるいは問題解決するのが当たり前の環境で僕は育ったからそうした指示を受けながら何もしていないとは考えたことが無かった。
しかし、本人はとうの昔にやったつもりになっていた。
ただ、実際は「メールで一度、二度、問い合わせをした」だけだった。

再三のプッシュで僕の目の前でその場で相手方に電話させた。
電話で話すその迫力のない声にこれはいけない!と直感した。
どうやらこれは指示ではなくて問いかけに過ぎないと受け止められているのだ。
だから指示だとは思っていない相手は結論のでていない話をただ聞き流している。
結論が出たらまた電話がかかってくるだろう、位の待ち姿勢だ。

すかさず電話を替わる。
担当者との間でのミスコミュニケーションによりお客さんを何ヶ月もお待たせているが、これ以上お待たせするのはあり得ないこと。
こちらからの問いかけに対する結論をいますぐに欲しいこと。
次の打合せに必ず同席して問題点を全て共有してもらいたいこと。
この3点の確約をとった。

相手方は、つまり、メールが来ていたような〜と、曖昧だ。
実際、メールなどろくに見ていないのだ。
僕は見ていないことが悪いとは思わない。
パソコンやメールが見るからに初心者の相手に対してメールをチェックしていないのが悪いとは言えない。

重要なメールは打ったら必ず電話でフォローする!と口うるさく指導しているのだが、なかなか若いスタッフには通じない。

好きな子に告白するときはメールなんかじゃなくて実際に逢って目を見て告白するんだぞ〜とかなんとか、そんな余計なことまで指導した。

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研究会

20110423.jpeg今夜は大学の研究室OBで集まりスライドのレクチャー&飲み会ということで夜は外出する予定。
だから、というわけではないが、朝の食事は僕が作る。
今日のメニューはふっくらもちもちバナナパンケーキ。
これはパスタと同じくらい家族から支持されているメニューなのだ。

そういう訳で夜は終電に近い時間まで教授宅と近くのレストランで建築談議。
今夜のメニューはポルトガルの建築家「アルヴァロ・シザ」
ポルトガル好きな僕としては目の離せない建築家だ。

二次会での話題は当然ながら、復興について。
まだ具体的なガイドラインの提示は先になるだろうが既に提案の準備は急ピッチで進められている。

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