桑原聡建築研究所

Satoshi Kuwahara Architectural Studio

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内覧会のアーカイブ

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内覧会 [ 16 entry ]

白金台の集合住宅

20160622-1.jpgオーナー2戸、賃貸7戸の集合住宅が、港区白金台2丁目にもう少しで完成します。
2013年夏、土地建物の相続の相談からスタートして、建設資金の調達のために敷地の半分を売却することで実現したプロジェクトです。
当初は、土地がすんなり売却できるのか、建築費高騰の時期、いったいどのくらい分筆すれば建設資金が足りるのか、建築の設計以前の課題がたくさんありました。
幸い、かつて不動産会社に在籍していたことがある僕の周りには、超優秀な不動産企画マンがたくさんいます。
20年前、当時未だ「デザーナーズマンション」という不動産の商品カテゴリーが存在しなかったころ、しかも賃貸ではなく分譲で売ろう!と意気込んで企画したプロジェクトがありました。
そのとき、ともに苦労した(正しくは「僕のせいで苦労させられた」)T君に今回の不動産絡みの業務を全面的にお願いすることにしました。

今回のプラン、台形の土地の形状から導いた、扇型に開いたユニットを、回転させながら平行移動することで3スパンの雁行した平面形を生みだしています。
数学的に規則的な雁行と異なって、幾何学的なルールの中で操作しているのだけど結果的に自然発生的なずれ方をして行くところが作っていてとても面白かったです。(といっても、見ていない人には何のことやらわからないですよね?)
ともかく、現場監督はとても苦労させられていましたけれど。

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そんな現場ですが、来月27日の引渡に向けて工事は進んでいます。
引渡を前に、7月16日(土曜日)12時〜18時、7月23日(土曜日)12時〜18時に内覧会を予定しています。
(以前、フェースブックで7月9日、10日、16日、とお伝えしていた方、修正願います!)

○是非見てみたい!という方、
○桑原に久しぶりに会いたいな、という方、
○近くだから散歩がてらひやかしにいこうかな、という方、
○うちも作っているから参考にしちゃおうかな、という方、
○白金台周辺で家を探していたんだよね〜、という方、
○白金台周辺で事務所を探していたんだよね〜、という方、
○もちろんその両方でも良いですよ。
○同じようなもの(違ったって良いですけど)を作りたいから頼むよ、という方。

皆さん是非いらしてください。
スタッフ一同(といっても、3人ですが)お待ちしております。

東武東上線ときわ台

基本、土日は育メンになる僕だけれども、今日は朝からクライアントをショールームに案内して回るので、娘は近所の託児所へ。
しかし、よその子供達と遊べる娘にとっては実はこれが最高、僕が二番、という悲しい現実でもある。

4軒のショールームを回りホテルのラウンジで遅めのランチをとりながらミーティング。
予定通り3時半に終了。
そこから藝大の後輩である北村淳君の住宅の内覧会へ向かった。

彼は安藤忠雄さんの事務所から独立した人。
場所は東武東上線ときわ台。
うらやましい位広々とした彫刻家のアトリエを見せていただいた。
ここに向かった理由はもう一つある。
僕は少年時代、東武東上線沿線に住んでいたので、この辺りは何となく懐かしい場所なのだ。

東武東上線は同じ池袋を起点とする西武池袋線と比べてローカル度が高い。
逆に西武新宿線、京王線、小田急線、そして田園都市線、東急東横線と山手線を中心に反時計回りに行くに従い、東京の私鉄の洗練度は高くなる。
このヒエラルキーは僕がここに暮らした半世紀前から少しも変わっていないのだ。

それでもときわ台は、沿線随一の高級住宅街として知られている。
ここには昭和10年に東武鉄道が沿線開発事業の一環として宅地分譲開発を行った「常盤台住宅地」が広がっている。
田園調布を模して設計されているのは明らかなのだが、田園調布とは異なる独特の街並も併せ持っている。
ここで見られるクルドサック(cul-de-sac 仏語)と呼ばれる袋小路状の道路は特に珍しいのだ。
また、駅舎も原宿駅や田園調布駅と並んで素晴らしい。

建築家の友人たちの内覧会に招待される時にはそんな楽しみもあるのだ。

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和やかな内覧会

SEKI DESIGN STUDIOの関さんからご案内いただいたマンションリノベーションの内覧会にいってきた。
事務所からも近く、かつて設計した渋谷の住宅の現場近くにある。
見せていただいたのは築30年のマンション最上階、120m2ほどのスペースの全面改修。
施主と施工者を交えたトークセッションもあり、関さんの人柄もあってなかなか和やかな内覧会だった。

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SHIBAURA HOUSE 内覧会

家の近所に完成した「SHIBAURA HOUSE」の内覧会に行って来た。
設計は建築家・妹島和世さん。
この建物は、広告制作会社が自社ビルを建てるにあたって街に開かれたワークショップスペースになろう!と企画したものなんだそうだ。
近隣に住まう参加者自身が中心となってディスカッションやものづくりを体験できるよう誘発する仕掛けだ。

ガラスと網張りによる透明性。
フロアが入り組むことで立体的に視線が交差する仕掛け。
優しい曲線を描いて上へ下へと繋がる階段。

この人が作るとこんなに尖った建物なのに何故かどことなくほんわかした印象の建物に仕上がるのはホントに不思議。

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プラウド新宿御苑エンパイア「竣工見学会」

新宿御苑のイーストサイド、つまり外苑西通りに面して立ち上がった野村不動産の新築マンション「プラウド新宿御苑エンパイア」の竣工見学会に行ってきた。

20100723-1.jpgなんといても立地が良い。眺め最高!
御苑の森に面して扇型に広がるアアルト的な外観もいい感じ。
内部廊下、適度に折れ曲がり広さが変化する。
閉塞感の無いつくり、これも良かった。
おまけに照明も明るく、光壁が効いていた。
屋上を積極的に活用しているのは評価。
ただ、残念だったのはそのアルミ手摺。
硝子だったら数倍良かっただろうと思うと残念。

20100723-2.jpg夜は芝浦まつりへ。
我が家もそうだが、幼児連れであふれていた。
おそらくそのほとんどが芝浦アイランドに移住して来た人々。
となれば何年かするとホテルライクな内廊下はランドセルを背負った子供たちであふれ、彼らが独立する20年後には人影まばらになる。
そして、40年後は老人だらけに。
1棟あたり約1000戸のタワー型超高層分譲マンション。
同時的熟齢化は恐ろしい現実だ。
そして建物も老齢化を迎え、、、、

見学会

私がよくお世話になっている工務店「辰カンパニー」を理科大後輩であるMDSの森清敏君と彼の奥さんの川村奈津子さんに以前紹介していた。
そんなことはすっかり忘れていたのだが工務店からと森君からと同時に竣工内覧会の案内をもらった。
20100713.jpg場所は立川。

建物はアパレル企業のオフィスとオーナーの自邸。
インテリアにこだわりのあるオーナーとのコラボレーションは楽しい仕事だった様子。
プリーツのような表情の凹凸のあるコンクリートというこれまでにない表現にチャレンジしていた。

新しくなった立川駅のエキナカでランチをして事務所へ戻る。
戻ってから5時間半、ぶっ通しの打合せで缶詰状態。

五反田「パークタワーグランスカイ」竣工内覧会

20100611.jpg昼前に三井不動産のタワーレジデンス、五反田「パークタワーグランスカイ」竣工内覧会へ。
44階建て736戸の超高層アパートメント。
周辺は「東京サザンガーデン」と呼ばれる複合再開発エリア。

屋上はぐるりと一周巡れるデッキテラスが設けられ、ジャクソンのジャクージも設置されたアウトドアコモンとなっている。
ここからの眺めは大変素晴らしい。
残念だったのはここまで来ると廻りに遮るものが無く、紫外線が突き刺さるように感じること。
だからここでアウトドア空間を楽しむのならば屋根が欲しいだろう。
さんさんと輝く太陽の光を浴びて至福の時を過ごす、、、
そんなパースに描かれた通りの素敵な爽快感はなかなか得られないのが現実かもしれない。

実は私の場合、どうしても現実を考えてデザインのハードルを高くしてしまうので、パース映えしないことが多いのではないかと思っている。その点私は器用ではない。

もうひとつ、気になったのは各階のエレベーターホール内部廊下に一切外光が入らないこと。
その上、照明が大変ムーディー。
だからこの廊下を毎朝、小学生がランドセルを背負って「行ってきまーす」と出かけて行く姿は全く想像出来なかった。
また、雨の日、多くの住人が傘を取りにもう一度家に引き返すことになるだろう。
1階に個人用の傘立てロッカーが必要かも。

住宅部分はさすが三井不動産。とてもうまく作られていると感じた。

夜は半年間手伝ってくれた廣田君の就職お祝い会。
これからかれはリノベーション専門の道を歩むことに。

介護施設とマンションモデルルーム見学

昨日の懸案だった開発案件の図面とテーブルの図面を午前中一杯で仕上げてそれぞれの担当に手渡し、郊外へ向かう電車に飛び乗る。
昼ご飯は車中でパンをかじる。

目指す介護施設に到着。
施設長の方が自ら案内をして下さる。
まだオープンしたてなので入居者はまだ少ない。
20100513.jpegなかには、曾孫さんが泊まりにきた入居者の方もいらっしゃるという。
施設には良い香りのするヒノキ風呂があって曾孫さんたちは大喜びで入浴したそうだ。
良い話を聞いた。
子供や孫、さらに曾孫たちまで気軽に訪れて楽しめるような仕掛けの売りがあると良い。
温かくておいしい食事の場の提供と家族が気軽に出入りできる雰囲気作りがキーワードになると思った。
施設長やスタッフの皆さんの笑顔に見送られて駅に向かう。

次に向かった先は「プラウドシティ池袋本町」
総戸数785戸の超大型物件だ。
野村不動産としては長谷工コーポレーション設計施工による取り組みは初だそう。

モデルは3タイプ。
いつも私は自分だったらどう住むかを考えながら見る。
私の場合最初に具体的な入居者像を綿密に描いたうえで家族形態から始まり趣味嗜好、そして誰にもあり得る「本人はきわめて普通だと思っていても他人からすると結構特殊な事情」を折り込む。
つまり私の分身をたくさん作り出すのだ。
私が設計している住宅の施主もまたある意味私の分身である。
逆にそうした具体像を持ち込まないとモデルルームはただのセットのように思えてしまう。

三つのモデルルームをじっくり見るので事務所に帰る頃にはすっかり日が暮れていた。

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