桑原聡建築研究所

Satoshi Kuwahara Architectural Studio

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リゾートのアーカイブ

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リゾート [ 7 entry ]

古民家再生

岡山で古民家再生の相談を受けることになり、何かのヒントになるかもと、前から泊まりに行きたいと考えていた長野県の飯綱町で知人が運営している古民家カフェ「のらのら Farm & Cafe」に急遽お邪魔させてもらうことにした。

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オーナーの高野さんは先祖から譲り受けた広大な敷地と家屋を活かしてリンゴなどの栽培からシードル、ワイン作りなど事業を行う一方、心のケアを必要とする子供たちやある意味偏った生活環境で「してはいけないこと」だらけの都会の子供達にのびのびと過ごせる場を提供したいと活動しておられる。また、移住を考える人たちの相談役として彼らと地域を結びつける役割も大きい。飯綱町は長野駅から車で北へ30分ほど登った高原地帯にあり、隣接して野尻湖をもつ信濃町と合わせて軽井沢同様の高原地域にあたる。長野駅から東京駅まで北陸新幹線で1時間半弱だから都心のオフィスで朝一の会議があっても早朝発で参加可能だ。飯綱町では小学校の統廃合による廃校を利用した県内外の企業誘致も盛んに行っている。今回は二つの事例を見たがこうした受け皿が用意されていればその気になる企業も多いだろう。なかなか羨ましい環境といえる。

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視察のついでに、長女が幼い頃、毎夏訪れていた思い出の場所、旧野尻湖プリンスホテルにも立ち寄ってみた。その後、「野尻湖ホテルエルボスコ」と名を変え営業してきたが、設備の重大な欠陥が見つかったそうで現在は閉鎖されたままとなっており、ちょっと寂しい場所になっていた。再開したら是非再訪したい。

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さらに1時間ほど足を伸ばした志賀高原では快晴の空の下、今年の滑り納めも堪能し、山の神様にもご挨拶。
さて、週が明けたらいよいよ岡山へ。

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「リゾート案件」と「シニアプロジェクト」

一日中打合せだった。
家具ブランド立ち上げのためのブランディングのお手伝い。
これは唯アソシエイツとして関わっている。
ほぼ半日会議が続いた。

夕方から軽井沢でのリゾート開発の戦略会議。
魅力的なリゾートライフをどのようにプレゼンテーションして行くか、について、オーナー、不動産の専門家、管理の専門家、施工の専門家、そして私を加えた計7名での議論。

会議途中で中座して次に向かったのは、明日現場打ち合せに行くことになっているシニア施設の打合せ。
45分も遅刻して辿り着く。
ここでは外観の意匠について議論になる。
提案したデザインはこれまでおそらく見てこなかったイメージのはず。
だから入居者の目、経営者の目、色々な立場の目になっての最終判断が必要だ。
だから事業主的には大変困惑されていたが、少しバリエーションを増やしてもう一度見てみることに。

「リゾート案件」と「シニアプロジェクト」
実は共通するものがある。
どちらも「もうひとつの人生」がテーマなのだ。

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続 二期倶楽部

昨晩から雪が降り続き、一面うっすら雪化粧。冬のリゾートは静かでそのうえすいていて申し分ない。夏の予約は難しいので、そういう時期に私は来たことが無い。

出発までの間、しばし、こだわりのディテールを見て歩く。
山本・堀アーキテクツの堀啓二さんは藝大の先輩。

コンクリートに打ち込まれたサッシュ、カーテンボックス、鉄骨柱、照明器具などなど。ヴォイドスラブだから出来る技。

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非常照明がセットになっているペンダント照明。

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道もすいていたのでお昼すぎにチェックアウトして3時前には家に着いてしまった。
基本同じホテルに2泊以上する。が私の流儀なのだが、ここのところ仕事のスケジュールが込んでいることと子供が大きくなるにつれ、学校を休ませることがはばかられるようになってきた。
仕方ない。

夕方から住宅の施主打合せ。

二期倶楽部

那須の二期倶楽部へ。
ここへは上の子がおなかの中にいるころ、幼児の頃、幼稚園の頃、と何度か来ているがここのところご無沙汰していて久しぶりの滞在。

本日の滞在は東館。私は本館が一番好き。だけど今回は改装工事中。

少ないもので暮らすことのゆたかさ。
そのために、私たちは、森の生活と、三つの椅子を用意しました。
一つは、孤独のため
一つは、友情のため
一つは、社交のため
そして、もう一つ、たいせつなこと。
静けさがあります。

と、このリゾートのコンセプトが説明されている。

代表である北山ひとみさんは1986年に水盤を前に静かなたたずまいをもった僅か6室の本館をオープンさせた。設計は建築家、渡辺明さん。
大谷石を使ってモダンだけどノスタルジーを感じさせる建築は見事だった。
その後、渡辺明&スーパーポテトの杉本貴志さんによる新館、テレンスコンラン&山本・堀アーキテクツによる東館の建て増しをへて現在に至っている。

「NIKI CLUB & SPA」に妻を送り出して、食事までの間、部屋で那須連峰に夕日が沈んでゆく絶景を眺めながらのんびり本を読んで過ごす。
朝日が昇る瞬間もそうだが、夕日が沈みゆく瞬間も声が出ないほど美しくて自然と体が一体になって、ものすごく大きなエネルギーをもらっている気がする。
そうした開口部をうまく作ることが建築には必要だ。

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ホテルグランフェニックス奥志賀

朝から雪が降り続き午後からは猛吹雪に。
よりによって今日は一番遠いホテルグランフェニックス奥志賀までランチをしにやってきた。

グランフェニックスは志賀高原の一番隅っこにあって静かな環境が売りの小規模なホテル。
ヨーロッパアルプスのリゾートを規範とし、他の施設にありがちな形だけをまねることなく、レストランのあり方やバーのあり方、ゲストの動線を忠実に学んで作った施設とみえる。

私は、ゲレンデに面していながらもリフト等の目障りな造作物からは適度に距離を取って配置されていること。
レストランからのビューも静かで自然に囲われた環境を作り出していることを評価している。

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スキーリゾート

吹雪の中、圧雪されていないバーンを探して娘と一緒にふかふかの雪を滑りまくった。
最初のうちは膝や腿が疲労するのだが慣れてくるとそんなことはすっかり忘れてしまう。
自然環境の雄大さがそうさせてしまうのだ。

志賀高原は沢山の事業体が複合して開発した大規模なスキー場だ。
(現在は3事業者に統合されている)
その割に比較的景観がコントロールされ守られているので醜い建物や看板を見ながら滑ることは少ない。
そこはとても良いところだ。

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星のや軽井沢にてテルメヴァルスを想う

朝の9時前から別荘の現場へ。
今日は気持ちよく晴れわたり、麓まで真っ白に雪をかぶった浅間山がいつにも増して美しい。

施主の到着を待って一通りチェックして廻り、駄目だし。
引渡書類の確認を終え、取り扱い説明。
午後、雑誌アイムホームの編集部から一人、内覧にやってくる。

全体を案内した後、星のや軽井沢へ。

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