桑原聡建築研究所

Satoshi Kuwahara Architectural Studio

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I'm home. no.101 2019 September

I'm home. no.101 2019 September 2019年07月16日発売 になりました。
連載第2回目は「住まいづくりの準備」として、建築家とクライアントが出会い、共に設計を始めようとするときに必要となるお互いの理解について。そこに新婚生活を始めるときの心構え?を引用してみました。
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取材日和

先週の東京は良い天気に恵まれて取材日和でした。完成してから3年が過ぎた「芝白金ホームズ」。これまでなかなかしっくり来る特集企画がなく、取材が見送られ、今回が初取材となりました。ここへは事務所から自転車で15分ほどでたどり着く便利な場所で、ちょいちょい近くまで来ることはあったのですが、今回久しぶりの訪問となりました。いつもそうですが自分で作り上げた空間とはいえ我が子のようなものですから、居心地よくてついつい長居してしまいます。この日の取材、スタッフもカメラマンもクライアント(二人)も全員女性で気心知れた感じで、手際よく進みました。セッティング、撮影、そして取材、インタビューを見守り、次の打ち合わせ場所である二子玉川に向かいました。

ところで、この「芝白金ホームズ」。入居者のみなさんがとてもユニークな方たちなので、それを一つのストーリーとして一冊の本が書けるのではないかと思っています。オーナーと彼らの関わり方、それぞれのアイデンティティーやライフスタイル、それらがとても面白いストーリーを紡いでいます。人になるべく高く貸して利益を上げれば成功、という通常の資産運用型の不動産有効活用とは全く異なり、人に住まいを提供することから始まる「やりがい」や「生きがい」、新たな「ライフスタイル」の発見、一方のコミュニティー作りともまた違ってべたべたしない、強制しない、程よい距離感を持ったコミュニケーションや共感にこそ居心地の良さや面白さがあることを教えてくれる現場に育っています。

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I'm home No.100~ 連載開始のお知らせ

現在書店に並んでいる住宅雑誌「アイムホーム」が100号となり、このタイミングに合わせて住まい作りの連載「建築家とゼロからつくる住まい」を始めることになりました。私は2000年冬に発刊された第1号からのおつきあいで、当初は季刊だったこともあり、かれこれ19年になります。書きたいことはいっぱいあって、書き溜めた原稿はたくさんあるのだけれど、ビジュアルがとても美しい雑誌なのでそのイメージを壊さないように、隔月の入稿に合わせて苦しみながら削りに削る作業に追われることになります。これから2年にわたってお届けしますのでぜひお手にとってご覧くださいませ。

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I'm home No.100~ 連載開始のお知らせ

現在書店に並んでいる住宅雑誌「アイムホーム」が100号となり、このタイミングに合わせて住まい作りの連載「建築家とゼロからつくる住まい」を始めることになりました。私は2000年冬に発刊された第1号からのおつきあいで、当初は季刊だったこともあり、かれこれ19年になります。書きたいことはいっぱいあって、書き溜めた原稿はたくさんあるのだけれど、ビジュアルがとても美しい雑誌なのでそのイメージを壊さないように、隔月の入稿に合わせて苦しみながら削りに削る作業に追われることになります。これから2年にわたってお届けしますのでぜひお手にとってご覧くださいませ。

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「家主と地主」

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一月前くらいだったか、娘の学習教材を買おうと立ち寄った地元石神井公園の本屋さんで目に飛び込んできた雑誌のタイトルがなんと「家主と地主」!
そのまんまのタイトルに驚くとともに、さすが石神井公園、読者である地主さんがとても多い地域だということに納得。
そんなところで印象付けられたのだが、それから2〜3日してその「家主と地主」さん本人から電話がかかってきた。建築家が作る賃貸集合住宅の取材をしたいのだという。なんという偶然。
で、本日発売の「家主と地主」5月号106ページに曙橋の集合住宅「コートモデリア 四谷荒木町」
http://www.s-kuwahara.com/works/2018/02/works-886.html
が紹介されています。

★「全国賃貸住宅新聞」ウェブサイト
http://www.zenchin.com/
★「家主と地主」ウェブサイト
 https://www.yanushitojinushi.com/

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Ben Willikens のこと

Antoni Taulé と同様にかつてのヨーロッパ旅行で強く印象付けられた二人のアーティストのもう一人が Ben Willikens(ベン・ウィリキンス)だ。
1985年にフランクフルトのドイツ建築博物館で開催されていた展覧会で観た作品の作者だ。
1939年6月21日、旧東ドイツ、ライプツィヒ生まれ。
1947年に両親とともにソビエト占領を逃れ西側に移住している。
彼の作品はどれも一点透視で描かれた無機質な空間で、それらがギャラリーの壁一面ほどもある大画面に広がっていた。
吊り下げられた裸電球の影や、斜めに立てかけられた棒の陰が、かろうじて空間にわずかな動きを与えているものの、どこまでも冷たく静まりかえった空間は静謐であると同時に、静謐さとも違う何か今という次元を超えた、あの世の次元のようなそんな気配を漂わせている。
建築は使われなくなれば廃墟として生きることになるわけだけれど、この絵の中でそれらは廃墟にならずにそのまま静かに、生きているのか、死んでいるのか、どちらにも属さない、そんな状態にあった。言ってみれば「仮死状態」のような中で、わずかに生きていた。
特に、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」から、人ともの、そして装飾の一切を剥ぎ取ったかのような巨大な作品は圧巻だった。
それというのも、作者がかつて病気のためにほぼ1年間過ごすことになった病院生活での印象が彼にそのような絵を描かせたようだ。

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その時の展覧会で手に入れた作品集は今も宝物として「座右の銘」のごとく大切にデスク脇の本棚に収まっているし、時々プレゼンテーションのイメージ資料として使わせていただいてもいる。
Ben Willikens もまた、Antoni Taulé と同様に美術書店や美術館の学芸員に何度か問い合わせたけれども全く手がかりがつかめなかった作家だった。
しかし、僕の観た1985年の個展以降、これまたAntoni Taulé 同様、Ben Willikens もまた、オペラハウスのための舞台デザインを手がけるようになったという。
僕としては是非、日本での展覧会を実現してもらいたい、そんな作家の一人だ。

早速、1985年以降の作品集をアマゾンで見つけたので即ポチッ!といたしました。

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Antoni Taulé のこと

AntoniTaulé と言う画家がいる。1945年8月25日カタロニア生まれ。おそらくこれまで日本で目にすることはなかった名前だろう。僕はこの画家の絵を今から33年前のパリで観て、そこに描かれていた、室内にたちこめる「まどろむような光」の美しさの虜となった。人物も家具も装飾品も何も置かれていない、人の気配が絶えた室内。しかし、寸前までそこにあったであろう気配を感じるのだ。画家の名前を手帳にメモし、そのとき求めた2点の絵葉書を大切に額に入れて事務所の壁にもかけていた。日本に帰り美術書店を回って何か彼に関する書籍がないか問い合わせたけれども全くわからないという。美術館の学芸員や画廊経営者などアート関係者にも知り合うたびに問い合わせてきたが全く手がかりがつかめなかった。以来ヨーロッパに行く際にも必ず気にしていたのだが、やはりわからずじまい。そのうちに徐々に記憶から遠ざかっていった。

昨日、美術手帖の展覧会情報を何の気なしにチェックしていたら、おっ!アントニ・タウレ「INSULA LUX 光の島」展とあるではないか。瞬時に鮮明な記憶が蘇ってきた。
当時と異なり今はネットの時代。どんなにマイナーな情報でも瞬時に検索できる時代だ。
ネットで調べてみると幾つかの情報が出てくる。
もともと建築出身で舞台美術を手がけるアーティストだとのこと。なるほど!と思わされた。
今から楽しみな再会だ。

このコラムで興味を持たれた方は是非足を運んでみてください。
「世界各地の劇場で舞台装飾も手がけてきた比類なき画家の日本初の個展です」と紹介されています。

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アントニ・タウレ「INSULA LUX 光の島」

会期:2019年1月16日~2月14日
会場:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階
電話番号:03-3779-4001
開館時間:12:00~19:30
休館日:会期中無休

I'm home No.97 掲載のお知らせ

商店建築社から現在発売中の隔月刊「アイムホーム」2019 January No.97 にて
2011年5月に竣工した東中野の住宅-2(K邸アネックス) と、2011年10月に竣工した東中野の住宅改修(K邸) が紹介されています。
住宅の紹介記事は40〜49ページに、77〜78ページでは設計のポイントをいくつかお話しさせていただいております。
どうぞ書店にてお手にとってご覧いただければ幸いです。

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